無添加処方:ノンシリコーン

シリコーン化合物全体を配合しないことをノンシリコーンと表現することが多いそうです。
無添加の表現はいろいろあり、その対象によって慣用的に使われます。
パラベンの場合は、パラベン無添加のほかに「パラベンフリー」とも言われます。
(パラベンはシャンプーや化粧品に最も多く使用されている防腐剤です)

ところで初めてリンス剤にシリコーンが配合されたころ、ある製品が髪にフケの
ようにシリコーン化合物が蓄積する現象を起こし回収する憂き目にあいました。
このことがシリコーンの印象を悪くしたのですが、処方の改善、洗浄力のある
シャンプーに普及などにより今は解決しています。
しかし、前述の流動パラフィン同様いつまでも印象の悪さが残っています。
  
また、シリコーン化合物は被膜形成があり、
撥水性も強いので皮膚呼吸を阻害しているのではないかと問題になったこともあります。
しかし、人の呼吸のうち皮膚呼吸は1〜2%と言われていますので、
この点は実用上問題ありません。また、今は透気性のあるシリコーン化合物も開発されています。
  
シリコーン化合物は生理的には不活性(人体への影響はプラスもマイナスない)
と考えられています。
  
このように現在、シリコーン化合物に直接の問題点は無いとされています。
シリコーン化合物の採用により、指通りが改善され、
サラサラ感も出て見かけは大きな効果があります。

食品添加物を使用すると、どんな味でも作る事が可能なように、
シリコーン化合物を配合すると、どのような感触でも出素事が可能なのです。

このため洗浄成分の脱脂力が強すぎてパサパサした髪でも
シリコーン化合物配合リンスを使用する事で、見かけは問題がないように見えます。

ですので、万能でコストパフォーマンスもすぐれている
シリコーン化合物に頼り過ぎる傾向が生まれます。

一方、シリコーン化合物を使わず、適度な洗浄力を持つ洗浄成分や
アミノ酸の活用によって髪本来の自然なツヤなどを引き出す処方もあります。
これは「ノンシリコーン」の意味があります。
ただこれは、シャンプーやリンスを開発する際の設計思想の違いであり、
どちらが良いと言えるものではないそうです。

低刺激性・無添加処方【あんだんてシャンプー&トリートメント

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