リンス、トリートメントの配合成分:保湿剤の分類とその例

リンスやトリートメントに配合される保湿成分です。


 多価アルコール 

ポリオールとも言われ、保湿成分としては最も一般的なものです。

グリセリン
最も歴史が古い保湿成分でヒアルロン酸と組み合わせて使うと相乗効果が得られます。

BG(1,3-ブチレングリコール)
歴史も古く、比較的低刺激なのでシャンプーで多用されています。
トリートメントでも一部使われます。

ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)
BGよりも抗菌性が強いので、防腐剤の代替成分として着目されてきました。

PG(プロピレングリコール)
これまでトリートメントによく使われた保湿成分ですが、
減ってきていて、DPG(ジプロピレングリコール)が代わって使われています。


 生体系保湿成分 

NMF(自然保湿因子)、各種アミノ酸などがこのグループです。

PCA-Na(DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)
NMFの構成物でアミノ酸の一種であるグルタミン酸を反応させて作ります。

グルタミン酸、グルタミン酸Na
グルタミン酸は天然たんぱく質の主要構成成分として存在します。調味料としてもお馴染み。

ベタイン(トリメチルグリシン)
天然のアミノ酸系保湿成分です。肌や髪に柔軟性と弾力性を与えます。

アルギニン(L-アルギニン)
生体たんぱく質の成分として存在。髪の傷んだところに浸透しますので、
ヘアケアで重視されます。

ヒアルロン酸Na
細胞間隙に水分を保持する機能があるので、保湿成分として使用されます。
グリセリンと併用が効果的。


 動植物性成分 
 
動植物中に存在し、保湿能力のあるものを活用するものです。

トレハロース
自然界では、動植物・微生物に存在しています。乾燥条件下から細胞を保護する作用があります。

ラフィノース
ビート糖の副産物である糖蜜から取り出されます。
高い保湿性がありながら吸湿性がない特徴があります。

加水分解シルク
蚕の絹繊維を構成するタンパク質フィブロインを加水分解したものです。
皮膚や毛髪に吸着性・浸透性があります。

ラウロイル加水分解シルク
アニオン界面活性剤ですが、皮膚や毛髪に対して保護、湿潤、柔軟作用もあるので、
「化粧品成分用語事典2006」では保湿成分として分類しています。

キトサン
カニ、エビの殻を主原料としてキチンを経て作られます。毛髪に吸着して保湿性を示します。


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by: * 2008/04/05 11:52 * [ 編集] | UP↑

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