「化粧品成分用語事典2006」(中央書院)によると、
シャンプー剤の
保湿成分は、次のように分類して収録されています。
■ 多価アルコール系保湿成分 ポリオールとも言われ、保湿成分としては最も一般的なものです。
例:グリセリン、BG(1,3-ブチレングリコール)
ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)
PG(プロピレングリコール)
■ 生体系保湿成分 NMF(自然保湿因子)、各種アミノ酸などがこのグループです。
例:ベタイン(トリメチルグリシン)
アルギニン(L-アルギニン)
PCA-Na(DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液)
■ 動植物性成分 例:トレハロース
ラフィノース
ラウロイル加水分解シルクNa
※例えば、当サイトでご紹介している
あんだんてシャンプー&トリートメント 
には、
以下の保湿成分が含まれており、低刺激性&使用感に機能しています。
◆あんだんてシャンプーベタイン
トレハロース
◆あんだんてトリートメントベタイン
トレハロース
ラフィノース
ラウロイル加水分解シルクNa
アルギニン
肌や頭皮ににうるおいを持たすには、
皮膚角質層の水分が大切です。皮膚角質層の水分は、
NMF(天然保湿因子)と、
皮脂膜の
水分蒸発抑制作用によって保持されています。
※NMF(天然保湿因子)の組成は以下の通りです。
遊離アミノ酸 40%
ピロリドンカルボン酸 12%
乳酸塩 12%
尿素 7%
その他
上記の内訳において、
遊離アミノ酸、アミノ酸代謝物であるピロリドンカルボン酸、
そして尿素を加えると約60%になります。
これは、
アミノ酸関連物質が保湿成分として重視されている事が示しています。
■PCA-Na(DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液):NMFの構成物でアミノ酸の一種であるグルタミン酸を反応させて作ります。
■グルタミン酸、グルタミン酸Na:グルタミン酸は天然たんぱく質の主要構成成分として存在します。
調味料としてご存知と思います。
■ベタイン(トリメチルグリシン):サトウダイコンなど植物から抽出される天然のアミノ酸系保湿成分です。
肌や髪に柔軟性と弾力性を与えますので、
ヘアシャンプーなど頭髪用品に使われます。
■アルギニン(L-アルギニン):生体たんぱく質の成分として存在します。
髪の傷んだところに浸透しますのでヘアケアで重視されます。
■ヒアルロン酸Na:細胞間隙に水分を保持する機能があるので、保湿成分として使用されます。
トリのトサカなどに微量存在するだけなので高価でした。
その後、微生物を用いる発酵法でも作れるようになり、
広く使用されるようになりました。(化学的には全く同じ成分です。)
ところで、
アミノ酸シャンプーについてですが、
保湿成分、髪の補修成分として有効なアミノ酸を配合しただけで
「アミノ酸シャンプー」と謳う例もあるそうなのですが、
あんだんてシャンプー
社によると、正統的なアミノ酸シャンプーは、
アミノ酸系界面活性剤を主要な洗浄成分とした場合・・・となります。