毛幹とは、頭皮から伸びている所謂、髪の毛の部分です。
皮膚と同様、主にケラチンと言うタンパク質で作られています。
そして、次の3種類の部分から構成されています。
1番奥の 芯の部分 メデュラ(毛髄質)
2番目の 中間の部分 コルテックス(毛皮質)
3番目の 表面の部分 キューティクル(毛小皮・角皮)
■1番奥の 芯の部分 メデュラ(毛髄質)
柔らかか部分で、沢山の空洞が見られる部分です。
イメージとしては、蓮根の穴は大き過ぎるとして、蜂の巣状のような。
はたらきについては、よく分かっていないようです。
また、細い産毛などには含まれていません。
■2番目の 中間の部分 コルテックス(毛皮質)
硬い部分で、毛幹全体の大部分を占めています。
カラーを決定付ける「メラニン色素」や、しなやかさ等々に影響を与える水分を含み、
太さ、弾力性、硬さを性質付けるなど、毛幹にとって大切な部分です。
■3番目の 表面の部分 キューティクル(毛小皮・角皮)
髪の最も表面の部分で、数枚の半透明の膜が、重なり合っています。
(ウロコ状の画像を目にされた事がある方も多いかと思います。)
丈夫な膜であり、外部からのダメージから守ってくれます。
ただ、紫外線や摩擦には弱い側面を持っています。
一時期、シャンプーやトリートメントのCMで、盛んにキューティクルを保護する
効果を強調していたのは、キューティクルに髪にツヤを与える役割がある為だと思います。
毛髪(毛幹)の太さは、特にコルテックスとキューティクルに関係しています。
毛根とは、頭皮の内部(真皮〜皮下組織)にある毛髪部分を指します。
毛幹と同じく、ケラチンと言うタンパク質から主に構成されています。
■主なパーツ
・毛包:毛根全体を包み込んでいます。
・毛球:毛根の一番根元の球状に膨れている部分です。
・毛母細胞:毛球の中にあります。
・毛乳頭:毛母細胞の中心部にあります。
■髪の生成について (概要)
(1)毛乳頭は、毛細血管から栄養分を受け取り、そして毛母細胞にシグナルを伝えます。
(2)シグナルを受けた毛母細胞で細胞分裂が起こり、角質化して毛根となります。
(3)頭皮の毛穴から表面に出ると「髪の毛(毛幹)」となります。
毛乳頭は、毛母細胞などに「細胞分裂=髪つくり」の指示を与える
司令塔的な役割を果たしているのですね。
なお、頭の全ての毛根が、常に毛を生成している状態にはありません。
毛髪には、「毛周期」があり、この毛周期にある毛根が、上記のような活発な行動をします。
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